さくらんぼ色のぷくっとした唇に 自分のを重ねる。 満たされる心 好きな人と両想いだと実感する瞬間 赤くなる頬も 小さな息遣いも 高揚する高鳴りも 全部が愛しいで包まれる。 「……もっと…」 赤くなった彼女が更に顔を火照らせて ねだってくる。 そんなところがますます可愛らしい。 俺の理性を崩す術を知っているのか、 知らないのか、 俺は舞には叶わない。