「舞」 名前を呼ばれて渉の方を向く。 「愛してるよ。 今もこれからも、ずっと」 あたしは涙を流して 渉と唇を重ねた。 この涙は悲しいわけでも嬉しいわけでもない。 ただただ、 渉が愛おしくて恋しくて。 しばらく景色を眺めて堪能したあたしたちはホテルへ戻った。 繋がれた手は来る時より強く繋がれて、 星も砂も輝きを増して。