シーツをたたんで使ったタオルも側にかけて…… 「行くぞ」 手を差し伸ばされてあたしは受け取る。 エレベーターの中で、 「何でシーツも?」 疑問だったことを聞いた。 「……朝から俺に変態発言求めてんのか?」 そう返答され即行で遠慮した。 きっと昨日の夜、何かあったんだ。 それをほじくり返すとろくでもないことが起きそうだからやめよう。 心の中で決心し、 朝食を求めてホテルから出た。