それは不覚にも、 記念日の1日前のこと。 部活から帰ってきたら玄関にののかの靴があった。 遊びにきたのか? そう思うと俺はすごく嬉しかった。 そう言えば、あの日から何もしていない。 ののか不足に陥ってた俺。 もちろん記念日の明日は会う予定。 だけど本音はもう待ちきれなかった。 ののかも同じだったのだろうか。 足取り軽くリビングへ向かう。