バタン……
部屋のドアを閉める音
これで舞と2人きり。
もう俺の我慢も限界値を超えている。
繋いでいた手をグイッと引っ張り、
壁際に舞を押しやる。
舞は驚いた表情をしているが、
そんなの知らない。
気にしてらんない。
顎に指を添えて俺の方に向かせ、
唇を重ねた。
逃げないように指を絡ませ、
壁と俺で挟む。
甘い吐息が聞こえ始め、
もっと欲しくなり貪るように口付けを交わす。
「まっ……苦し…っ、んんっ」
力がなくなりカクンとなった舞を
用意していた腕で支え、
更に深い大人のキスで翻弄。
息が絶え絶えで辛そうだから
仕方なく唇を離した。

