「美味しかったねっ」 「お前……そうだな…」 最後は俺に丸投げだったろうが。 エレベーターの中心の中で呟いて部屋に向かう。 まぁいいさ。 部屋に戻ってからがお楽しみだからな。 言っておくけど、 今夜は長いぜ? 観念しろよ? チン! 降りる階を知らせる音が鳴った。 「降りるぞ」 ガラス張りの景色が怖いため 目を瞑っていた舞を引き連れてエレベーターから出た。