無事、同じ高校に入学。 高1の夏。 1年記念日に唇を重ねた。 「好きだ…」 「あたしも…」 愛を誓った。 ガキだった俺はガキなりに 彼女を愛したつもりだ。 メールもやったし、 時には電話も。 プリクラとかいう恥ずかしいやつだって、ののかが喜ぶなら…… 俺はののかに溺れていた。