「頭を上げて下さい! 別に謝ってほしいわけじゃなくて!!」 「いや、俺が謝りたいんだ。 あの日お前を抱いたこと」 ───あの日 渉さんに抱かれても自分の気持ちは全く収まらなかった。 むしろ空虚感に陥った。 優しくない目 冷たくなる身体 求めていた現実とは裏腹だった。