実家に着き、 馬鹿でかい門のところに駐車する。 真っ直ぐなんかじゃなくていいや。 早く、早く…… 傘をささずに駆け足でチャイムを連打した。 靴を脱ぐのがこんなに面倒くさいことだとは……… 「舞、舞………!!」 慣れた足取りが早くなる。 ドアの取っ手に手をかけて 「渉…」 泣きべそをかいた舞を抱き締めた。