「仙崎先生~!!!!!!」 教師団チームの先生たちが俺を囲った。 勝った……… 「勝った!!!!」 学生より学生になった俺は、 柄にもなくガッツポーズ。 観客席を見渡すと、舞が立ち上がって拍手していた。 俺は舞を見つめ 全ての観客席に手を振った。 舞はそれに気付いたらしく、 「先生~!!!!」 と叫んでいた。 不思議と舞の声だけが俺の鼓膜に入ってきた。