さよならが言えなくて

3月5日。受験日

この日ゎ施設から出れて
監視もない。

1日試験を受けてそのまま一時帰宅
自宅に帰れる日。


試験中ゎつまらなかったけど
休憩時間ゎ全員廊下に出るから
あたしゎ必死で涼を探した。


「あ、いた。」

壁に寄り掛かりながら腕を組んでる涼。


やば、かっこい。


チャイムが鳴って教室へ戻る。

試験中も涼を思い出していた。