「あれ?昨日よりも人数が多い気がするんですけど……。」
「あぁ、新見局長が帰って来たみたいなんだ。」
新見局長……が?
「そうなんですか…あたし、居ても大丈夫ですかね?」
「ん~まぁ、大丈夫だろ。副長も局長も何も言ってなかったからな。……心配すんなって…何かあったら俺がお前を守るから。」
いや、心配はあまりしてないんですけどね。
「芹沢局長は……。」
「芹沢局長は多分明明後日(しあさって)くらいに帰って来るらしいぞ、なんかやることがあるんだってよ。」
「そうなんですか…。」
ちぇ、ちょっと残念。
「お前、芹沢さん達に興味があるのか?」
「はい、まぁ……。」
「あの人達は凄いんだぜ!剣も強いし、頭もいい。何でも出来ちまうんだ!」
そういって目を輝かせる原田さんを見ると、本当に凄い人なんだなって改めて実感する。
そんな人達にもう少しで会えるんだ!!
「でも…あの人達、沢山の人に迷惑をかけてる。だけど、それも全部俺達の為だってわかってるからいつもとめられないんだ…。」
原田さん………。
「いえ、わかります。その気持ち、あたしだってきっと止められないはずですもん。」
「…わりぃな、なんか湿っぽい空気にさせて。」
「いえ!そんなことはありません!!」
「………花ちゃん。」
「早く運ばないと折角美味しいご飯が冷めちゃいますよ~。」
「ありがとう。」
原田さんの口から出たその言葉には気づかないふりをした。

