あの日未来で交わした約束をあなたは今も覚えていますか?

花side

「花!…花!おい起きろ!おい!おいこらハゲ!」

「ハゲてないわっ!」

「起きてるなら返事しろっつーの。」

総司は怪訝そうに言った。

「あたしは低血圧なの!」

「んなこと知らねぇーわ。」

朝っぱらなのになんでこんなに五月蝿いのだろうか…。

朝は静かに過ごしたいのに。

「早く着物に着替えて朝餉作れよ。」

そういって総司は着物を投げ捨てて出ていった。

あさげ…朝餉……やっば忘れてた!

あたしは即座に着替え、部屋を出て台所へ向かった。

ハアッハアッ

台所には既に今日の食事当番の原田さんが調理をしていた。

「遅れてすみません!」

「いいの、いいの。オジョーさんには無理させたくないからな。ちょっとくらぁ寝坊したって大丈夫だ。」

「原田さん…。」

この人は優しいんだな……。

「それといっちゃなんだがご褒美としてちょいと接吻を…。」

「丁重にお断りさせてもらいます。」

前言撤回。この人は女たらしだ……(予想だけど)。

「ちぇ~……あ、もう朝餉出来たから局長室に運ぶの手伝ってくれるか?」

「あ、はい。」