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「ここが道場です。主に稽古をする場所です。」
「沢山の人が稽古してますね!」
みんな強そう…!
のわぁ~!!血が疼く!!
試合したいな~。
「総司~!」
「新八。」
新八…?もしかしてこの人が永倉新八!?
ほ…本物!!
永倉さんは耳に掛かるくらいの茶髪でちょっとチャラく見える感じの人。
あたしのイメージ通りの人だ!
「初めまして俺の名前は永倉新八、副長助勤だよろしく!」
副長助勤…つまり後の組長かな?
「楠花です!よろしくお願い致します。」
「花ちゃんか~。いやぁ寝ている時の君も可愛いけど…起きているときのほうが何倍も可愛いね。」
永倉さんは何故か艷っぽい視線をあたしに向けながら言ってきた。
これが大人の色気って奴ですか!?
「…ん?寝ている時?」
「新八が花を連れてきたんですよ。」
そうだったんだ。
「ありがとうございました。」
あたしはお辞儀をして言った。
「どういたしまして。ところで花ちゃんはここに住むの?」
「はい!今日から家事をやらせて頂きます!」
「へぇ~じゃあ今日から花ちゃんの作る料理を食べられるのかぁ。俺、嬉しいな。」
永倉さんはズイッと顔を近づけてきた。
「あ、ありがとうございます。」
ち…近い近い近い!!
顔が近い!!

