「けけけ…携帯!!」
これで誰かと連絡を取れば…!!
「無駄足だと思いますけど…。」
そ…そんなことないよ!
あたしは携帯を起動させた。
「圏外!?」
どーいうことデスカ!?
携帯が使い物にならないなんて……。
「これから先、ど…どうしていけば……。」
江戸時代に知り合いなんているわけないし…。
「じゃあここに住んじゃえばいいんですよ。」
え?
「そうだな、それが一番いいかもな。」
「い…いいんですか!?」
「勿論です!」「あぁ。」
「え…でもここって他の人もすんでますよね?その人たちに許可とか…。」
「ま、いいんじゃないですか?」
「近藤さんなら許してくれるだろ。」
え?これ、もう決定な感じ?
ていうか、ここ人たち軽くない大丈夫なの?
「じゃあこれからよろしく!俺の名前は沖田総司!」
沖田さんは茶色の髪の毛をポニーテールにしている美青年…っていうか爽やか好青年系イケメンって感じだ。
年齢はあたしと同じくらいかな…?
「楠花です、よろしくお願いします。」
「…やっぱり。」
「え?」
今、沖田さん何か言ったかな?
「いや、何でもない。気にしないで!!」
「は、はい。」
何か慌ただしい人だな…。

