優しい光

だるい授業を聞き流し



美味しくもない給食を食べ



やっと昼休み


帰ろうかと思ってスクバを手にとったら




「和田さん」




また、あの男が私の机の前に立っている




「何?」




「ちょっとこっち来て」



そういいまた私の手を引っ張り






「もう、帰りたいんだけど」



私の言葉を無視して


数人の男女が固まった


場所へ連れて行かされた