優しい光

外にでて携帯を開く



今頃学校に行ってもめんどくさいし



どーしょっかなぁー


もう10時を過ぎたところ



特にすることもないし



「ねぇ、おねーさん」


また来た。




「俺と遊ばない?」



今度の男は、見た目はチャラそうじゃないのに


っていうか、どっちかというと


爽やか好青年みたいな子




「まぁ、いいけ....」




そう言いかけた時に



「美弥妃っ!」



大声で名前を呼ばれ



振り向くと




「誰?」



うちの制服だけど知らな奴



「ちょ、何言ってんのさ」


そういい、ナンパ男に向かって



"人の女に手ー出すんじゃねー"



それだけ言うと



私の手を引きその場を離れた