優しい光

カダッ


机に躓きながら



友達のもとへいく



完全にみんな目を見開いて


バツの悪そうな顔をしている




「そんな風に思ってたんだ。」



もう、私の顔に表情なんてなかったと思う。



「いや、違う美弥妃」



まだ、言い訳するの?


ねぇ、ミキ。


私は親友だと思ってた




他のみんなだって


友達だと思ってた



そんな思いもこんな言葉で儚く散るんだね




「もう、言い訳なんて聞きたくない」



「違うよ。私達は友達.....」



「友達?よくそんなことが言えるね
あんた達なんてもう友達でもなんでもない。」



そう吐き捨て私は教室を後にした