優しい光

急いで階段を駆け上がり



教室へと向かった


みんなを驚かそうと思って




静かに歩いていると




「美弥妃ってさぁ、あんなんだから
付き合ってられるんだよねー」



そう口を開いたのは


声を聞けばわかる



ミキだ。


私が親友と思っていた友達。



「確かにねー」


「だってさ顔も可愛いし、性格もあんなのだし、一緒いたらうちらもいい感じに見えるしなにより、金持ちだもんねー!」




その言葉を聞き足が固まって動けなかった