「渡邉 誠歩様。この松本 雪陽、この命つきるまであなたをお守まもりします」


「雪ちゃん!?どうしたの!?」


「誠歩、雪陽くんの手の甲にキスしてみて♪」


 は、はいー!?


「そうすればお前は、雪陽くんが守ってくれるはずだ。手の甲にキスをするのは、パートナーとみとめたことになり、印がつく。二人だけにしか見えない印がな」


 雪ちゃんに守られる!?嫌だ…。雪ちゃんを危険にさらしたくない。でも、私は何も出来ない。守られるしかないようだ。恥ずかしいけどやるしか…。


チュッ


「えっ!?」


 私は浮き上がった印を見てビックリした。