「俺、女の子すきだよ?
もちろん。高梨さんも。」
「・・・!!」
海人部長のリップサービスに
思わず顔が紅くなる。
恥ずかしげもなく、
よくそんなセリフを・・・
「というか、女の子はみんな好き。
誰でも、
すてきなところがあるだろう?」
「・・・へっ?」
「だから、
会社の子でも、抱いてくださいっていったら
全然オッケーで抱けるよ?
でも、そういう子はまだいないなぁ。
だから、きっと俺は単なる『あこがれ』ってやつじゃない?」
「・・・・えぇぇ??」
海人部長って・・・
そういう人??!!
「・・・・ギャップありすぎです。
女性を大切にして、お付き合いされてる方を大切にしそうなタイプなのに。」
「いやいや、
だから、大切にするよ?
ただ、俺 誰からも付き合ってって言われてないし。」
「・・・・へ??
じゃぁ・・・
付き合ってって言われたら、付き合うんですか?」
「うん。」
「・・・誰とでも?」
「うーん。まぁ、多分。」

