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「だーかーらー、振られたんだろ?」
兄である、
雅人はがんっと ベッドサイドのテーブルに足を投げ出した。
っていうか・・・
「兄さん・・・僕のベッドの上で
酒飲むなよ。」
「だから、くっだらねー事で呼び出した
お前が悪い。
せぇっかく、利理待ってたのに。」
「・・・兄さん・・・ストーカーはほどほどにしないと、
彼女さんに逃げられちゃうよ?」
にっこりと笑いかけてやる。
兄である、雅人は現在
僕の部下である加藤さんこと利理ちゃんと オツキアイしている。
どうやって、一回り年下の彼女を
口説き落としたんだか・・・。
「てっめぇ!!
お前が振られたからって、そんな 作り笑いを俺に向けるなよ。
あははは。 振られたって、めっずらしーな。」
がはははっと笑う、雅人兄さんは
僕の会社の 営業部の部長だ。
まぁ、
会社にいるときは
仏頂面でほんと、クールなんだけど、
実際は、笑い上戸だし 弟である僕にも面倒見がいい。
しゅるっとネクタイをほどいて、
椅子に投げる。
「兄さん、どうせならリビングで飲もうよ。
ここで飲むと、酒のにおいが充満するし。」
「げぇ、ヤダよ。
親父と、お義母さん・・いるだろ?」
気まずそうに顔をしかめる兄。
まぁ、僕も親父と飲むのは気が引けるんだけどね。
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「だーかーらー、振られたんだろ?」
兄である、
雅人はがんっと ベッドサイドのテーブルに足を投げ出した。
っていうか・・・
「兄さん・・・僕のベッドの上で
酒飲むなよ。」
「だから、くっだらねー事で呼び出した
お前が悪い。
せぇっかく、利理待ってたのに。」
「・・・兄さん・・・ストーカーはほどほどにしないと、
彼女さんに逃げられちゃうよ?」
にっこりと笑いかけてやる。
兄である、雅人は現在
僕の部下である加藤さんこと利理ちゃんと オツキアイしている。
どうやって、一回り年下の彼女を
口説き落としたんだか・・・。
「てっめぇ!!
お前が振られたからって、そんな 作り笑いを俺に向けるなよ。
あははは。 振られたって、めっずらしーな。」
がはははっと笑う、雅人兄さんは
僕の会社の 営業部の部長だ。
まぁ、
会社にいるときは
仏頂面でほんと、クールなんだけど、
実際は、笑い上戸だし 弟である僕にも面倒見がいい。
しゅるっとネクタイをほどいて、
椅子に投げる。
「兄さん、どうせならリビングで飲もうよ。
ここで飲むと、酒のにおいが充満するし。」
「げぇ、ヤダよ。
親父と、お義母さん・・いるだろ?」
気まずそうに顔をしかめる兄。
まぁ、僕も親父と飲むのは気が引けるんだけどね。

