あの日。
偶然に街で会ったあの日から、俺は世里菜の働くこの店に毎日のように足しげく通い始めた。
正直、子供が居るってのはショックだったけど
旦那は居ない訳で。
それならば、なんて思いながら俺は世里菜に毎日会いにゆく。
少しでも彼女の事が知りたくて。
見る度に変わる世里菜の知らない一面に
俺はどんどん惹かれていった。
そう、俺は
金よりも大切な
何にも変えられない一つの光を君に見ていた。
君にとって
俺も、そんな存在にあれたら。
たった一つの光になれたら。
…でも、こんな俺は
やっぱり君にとっては迷惑でしかないのかな。
まぁ、俺は挫けないけどね。

