翠の墓守

第壱章
第四話~前篇~


最近、草原の墓地でよく同じ服を着た少女が見えるんだ。
一人じゃない、何人もだよ。
すぐ近くに手頃な林があるから、ぼくはその木陰から彼女達を見ていたんだ。
友達に話すと気味悪がられて、だんだんいじめに発展してきてる。

こいつ化け物が見えるんだってよ!きっもちわりぃ!!

ぼくは、本をよく読んでいるのでそこら辺についても。

それ、呪いの本じゃない?きっと俺たちがいじめてるから、呪おうとしてんだー!!

学校は嫌いだな。
友達がいないもん。