芸能人とスキャンダル!?―ありえない恋―

「マンガの読みすぎだったかな?」


「ふふっそうかもね♪」


何かすっごい嫌な感じ。


「私も春君に会いたいなぁ〜☆」

うぇっ!?今、何て言った!?


「何て言った?」


予想を遥かに越えて低い声。


「あははっ!!ほんっと春馬さんの事になると面白いよねっ」


「え?え??え?えは!?」


いきなり笑い出す薫。


「何か面白かったからつい・・・」


騙された?


「薫の馬鹿ぁ〜!!」


「だって面白いんだもん♪」


「ひどいよ〜〜〜!!!」


まったくも〜人の気持ちを何だと思って・・・


「でもさ、笑美ちゃんと春馬さんっていいよね♪」


「・・・何で?」


「運命の相手♪って感じで☆」


ウンメイ・・・か。


「何か二人って、すごい相手の事想ってて・・・憧れちゃうな。そういうの、」


素直に嬉しい言葉。


「もうちょっと自信持っていいのに。」


「え・・・?」


「好きだから不安になるのかもしれないけどさ、春馬さんに愛されてる、っていう自信、持っていいのに」


愛されてる自信・・・。