付き合ってもうすぐで3年になるけど・・・。
「うん・・・、」
まだ・・・なんだよね。
「えぇっ〜!?って事は・・・処女っ!?」
しょ・・・・って・・・。
まぁ、そうなんだけど・・・。
「笑美って高三・・・だよね・・・?」
高三ですよ。
あなた達と同い年ですよ。
「あ・・・ぁそうなんだ・・。」
何かそう言われると凹むんですけど。
春君の事知ってる薫は、ぷっと笑ってた。
いいもん。
別に・・・。
別に・・・。
べつ・・・・。
「まぁ!いろいろだよ!!」
薫・・・。
それは・・・・。
フォローなの?
Prururururu・・・・・・・
「あ。ごめん私だ、」
そんな時に鳴った梨衣子の携帯。
微かに漏れてくる声で、彼氏さんからなんだろうなって、薫と顔を見合わせた。
「ごめん二人とも!」
「いいよ〜彼氏さんでしょっ?」
「うん、そうなんだけどさぁ〜」
そこまで言って口ごもる梨衣子。
「どしたの?」
「何か帰ってこい〜って、」

