「馬鹿やなぁ・・・溜め込まんでええねん。」
夏紀君が優しく、私の頭を撫でた。
「お前には、支えてくれる人が居るんやから。」
優しい目・・・。
初めて会った時とは、何となく違うような・・・そんな気がする。
ー・・・・
「夏紀君は?仕事・・・?」
「俺は春馬と違って暇やから〜」
「そ、そういう意味じゃ・・・」
「嘘やって、ほんまにカップル揃っておもろいなぁ!ほら、学校行ってこい?」
「うん・・・、行ってきまぁす!」
竜雨君にも、夏紀君にも迷惑かけてるし。
・・・それにしても、おもろいって・・・何が?

