「どう・・・、」
春君が腰に手を回して、窓の外を覗こうとした。
「ダメーーー!!」
だめだめだめ。
ばれちゃいけない。
ここには今大量のスキャンダルが詰まってる!!!
私の部屋には、『作田春馬』
お風呂には、『飯田夏紀』
あかん!!!これはホンットにやばい!!!
「えっ・・・ちょ笑美・・・?」
ポカーンとする春君を無視して、自分の部屋を出た。
(やばいやばい・・・・)
そんな風に考えてたら、華麗にこけた。
本日二回目。
「何してんの!?」
そんな事にも構っていられず、
とにかく早く帰ってもらおう。
それしか頭になかった。
ーバッターン!!!
思い切りドアをオープンして、
皆の前に向かった。
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