芸能人とスキャンダル!?―ありえない恋―



「なぁ、今日どうしてん?」


私の部屋でまったりしてる時に、春君が言い出した。


「何が?」


「・・・すぐ来なかったやん?」

ばれてた・・・の?


「だからそれは・・・」


「嘘やろ?」


真っ直ぐ私の瞳を見てくる。
いつも春君には見破られるから恐い。


purururu・・・・


タイミング良く、私の電話が鳴った。私は春君から目をそらして、電話に出る。


「もしもし?」


『笑美ー?今、どこに居るの〜?』


「え、家・・・だよ?」


『じゃー今から行くぅ!』


「は!?えっ!?ちょっそれはだ・・・、」


『てゆーか、もう来ちゃった♪出て来ーい。』


あかん!あかん!あかーん!!


あ。やば、冬吾くんの口癖うつっちゃった。


「どうしてん?」


「うん・・・、」


カーテンを開けて、外を見るとあのメンバーが。


呑気に手ぇ振ってる。
どんな時間に来てるのよ、