どんなに願っても…











屋上のドアが開いた





そこに立っていたのは





佑だった…





咲『私に何か用?』





佑『あぁ、そんな所に座ってないで早くこっちにこい!危ないだろ』





何故彼がそう言うのか





それは





私がフェンスを越えてそこに腰かけ足を空中にぶらぶらさしているのだ





咲『どーせ死ぬんだしいいじゃん?』





佑『なっ、何言ってんだよ』