「どうしよ…」
チラッ、とユウくんの方を見てみる。
本人は自分が学級委員になったことなんて気にもしていないようだ。
相変わらず一人でもくもくと本を読んでいる。
話しかけて無視されたらどうしよ…
私の優柔不断さで怒らせちゃったら…
……いやいや!
もっと前向きにかんがえなきゃ!
半年の辛抱だよ!頑張れ自分!
そう思い、必死に自分を励ますけれど、やっぱり不安はつのっていくばかりで。
嫌なことがある時は時間の流れをはやく感じるんだなぁ…なんてかんがえているうちに、放課後を迎えてしまったのでした。
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