「おはよ~雅」

「おはよ」

ニタニタした雅。

ガタッ


そんな視線から避けるように椅子に座る。

「佳織ちゃぁん♪」

「・・・なななにさ」

「ほらほら鈴木くぅんが来たよ~」

「んもぅ」

私は、彼のことを目で追う。
彼は、私の隣の席に来る前に、優の席に行った。