其の四 できるだけコンパクトな方がいいよね

「じゃああとはスプek」
「ちょい待ち。」
さっさと段階を踏もうとする魔理沙に天龍が質問する
「弾幕ごっこって遠距離攻撃しか駄目なのか?」
「近距離でもおk、武器も使用可能よ、現に私達がつかってるし。」
其の質問に霊夢が答える、
飛び道具ではあるが確かに武器は使っている。
「武器・・・か、」
そして考えること三十分
さらに作ること十五分
「でけた。(北海道風)」
「なんだ此の武器?」
其れは一目見ると山吹色に輝く刀身に、刃と柄の間に斧の刃が付いた剣に見えた。
「「トライウェボン」一つで三つの武器だ」
「えーとつまり、」
「変形すんのね」
「そ、この状態が基本形の「Qブレード」。」
いきなり、斧の刃が剣の刃の先端部にスライドした。
「これが「Kアックス」。」
そして、剣に戻ったあとに、斧の刃が二つに別れ、レールガンのような形に変形した剣と合体した。「んで「Jバリスタ」。」
「えらいモン作りやがったな。」
「ホント。」
二人は感嘆とするしかない。「さてと、あとはスペカだな」
此の世界に慣れるための講習ももう暫くで終わりそうだ。