悲恋詩集






「いかりを上げろ!かじを取れ!」



ずっと、頭のなかで呼びかけられている言葉。



早く、諦めの航海に出なきゃいけないのに、



出発した途端、嵐に巻き込まれて、決意の船が粉々になる。