王妃がすかさず
「実は、今夜、
 身内だけの小さなパーティーを
 開きたいって思ってるのよ。」
と提案をされた。

事後処理を手伝っていた
レヒューラが一旦帰国していて、
まだ終わっていない書類作成の為に
今夜ピコランダに戻ってくるという。

私の回復祝いと
レヒューラの慰労も含めて
身内だけのパーティーを
開きたいという。

「ただ・・・クラァス姫は
 お体の事もあるし
 無理はしてほしくないのだけど・・・」

心配そうに王妃は私を見つめる