当て馬ならし

「ここは・・・自爆させる・・・
 うん、うん・・・そうしよう
 今あるあのマナで暴走をしかける
 あはは・・・いい考えだぁ
 お前らはここに閉じ込められる
 完璧だよ・・・」
そんな事を呟きながら扉の前に立つ

私せいで・・・
彼女が捕まってしまった・・・
ラル王子も私を支えてたから
身動きが取れなくなった

そう、思って悔しく奥歯をかみしめ
抱きしめてくれる腕を両手で握る

ごめんなさい・・
私が居なければジフェルを
捕まえられたのに・・・

するとラル王子の掌が
優しく私の肩を撫でた。
そして、私にだけに分かるように
クスリと笑う

・・・どういう・・・こと?