当て馬ならし

この大規模な花嫁選抜試験計画をたて
魔力の強い花嫁候補を選び
選考からおとす。

帰国したと思わせて
本当は誘拐し拉致して
ここに閉じ込める。

その拉致監禁に協力していたのが、
森から出てきた山賊たち
だったのだろうか・・・

「でも、彼女たちが帰らなければ
 国で大騒ぎになるはずよ!!
 6人以外の国では
 帰国した姫達がいるんですもの!」
ジフェルは大げさに首を振りながら
こちらに歩いてくる
「魔術は偉大だといったろう
 ・・・姫様。」
そう言いながら
・・・また足をさすりだす・・・
背筋が凍るような寒気に鳥肌が立つ
私が反発するたび、
その心を削ぐように
・・・触る・・・

「あの姫たちが頭につけているのは
 『心身隷属装置』だよ。
 これを付ければ数時間は
 私の言いなりになるのだよ。
 疑うような手紙がくれば、
 本人たちの筆跡で試験に受かって残った
 という返信を国に送ればいいのだ。」