当て馬ならし

促されて歩いていく先に、
馬車の車輪ほどの大きさの
白い円形の台座があった。

高さはふくらはぎぐらいの高さで
『登れ』と言われる・・・

ナイフを首元から離さないまま
またジフェルが呪文を唱える。

すると背後に
クリスタルのような手触りの
柱が現れたようだ。

そしてそこから出てきたクリスタルの枷に
手首と足首と腰が固定されてしまった。

先ほどから唱える呪文は
どうも、同じ言葉の様だ。

彼の声と言葉でこの装置は
動いているのだろう
ただ、発音は魔術式をとっているため
私にはそれを発音できない。