「私は・・・この国が好き」
彼の瞳を見つめながら
心の底からあふれ出る思いを
空間に解き放つ

黒く渦巻く不信感の中、
今は押しつぶされそうな彼の気持

「この国を壊されたくない」
ここまで来たらもうあとは、
彼自身に委ねるしかない・・・

「誰が信じてくれなくても
 ・・・私は動く。」
あなたも自分を・・・信じてほしい

「この国の人たちを」
夜色の瞳の奥に伝わって欲しい
あなたがこの国を守ろうとしている事に
私も協力したい。

「好きになったから・・・」
彼が少し目を細める
・・そして小さく息を吐いた・・・