朝から今日は自分の感情と
思考の制御で精いっぱい

昨夜は結局、
考えない事に一生懸命で、
でもふとすると
あの熱い吐息や
腕の感覚を思い出してしまう。

それをかき消すように
別の事を考えて、
なんとかウトウトしたとおもうと

優しく微笑んだ夜色の瞳が
夢に出てきて・・・

結局、朝の稽古は休んだ・・・
寝不足というのは
ハトナにすぐ見抜かれた

朝稽古の丘に・・・
もしかして彼が来たら、
どんな顔で会えばいいのか

冷静に対処できるはずでしょ?

そう思いながらハトナが
来るのを待っていた。

でも、いざ起こされ
ベッドから起きあがったら
ハトナが眉間に皺を寄せた。

そして、寝てない事を指摘されて
ベッドに押し戻された
このまま眠ってというハトナに
朝食会はせめてと、訴えた私に
ため息をつきながら一時間後
ちゃんと起こしてくれて
支度をしてくれた。