ベッドに横になり思い出す。

キュートな笑顔、
厚い胸板、安心感のある優しい
腕を思い返して
振り付けを再度、
頭の中で繰り返す。

脚が終わって
全身のマッサージに入っている。

ハトナのマッサージが心地よく
うとうとしてたみたいで
夢うつつの中で踊っていたらしい私は
「ターンから右手っ!」
と自分で言ってその声で起きた
クスクスとハトナが笑ってる
それが自分でも
可笑しくてわらっちゃう。

『必死だな』

そう、必死だよ・・・
必死に前に進む

日を追うごとに
この国が好きになっていく。

だから今は必死に・・・
全力で向かうしかない・・