ピロロロロン〜♪ 電話が鳴った。 めんどくさいなぁと思いながら電話に出ると騒がしい声が聞こえた。 『俺俺!紗菜ちゃん元気〜?』 『どちら様ですか』 『ひどいな〜分かってるくせに〜』 青木 涼(アオキ リョウ) こいつは私のクラスメイト。 少し明るい髪の毛は無造作にセットしていて、顔が良くて結構モテる。 私にいつも好き好きとふざけた事を言うクソ野郎。 私にはずっと好きな人が居るから、ふざけてても正直困る。 それはこいつにもちゃんと言った。