祭りの場所に着くと





「じゃっ!私達は2人で回るから〜」






杏子がそう言って白石くんと人混みの奥へ行ってしまった。








私は呆然とその場に立っていると、温かいものが私の手を包み込んだ。








「はぐれると危ないから…」