「それって、“好き”やんか」

次の日、綾音に話して責めた。

綾音のせいで風間さんが頭から離れないって。


そして出てきた言葉が”好き“

「や、だからなんでそんな」


「また頭ポンポンされたんやろ?気持ちは?」

「う、そりゃあ恥ずかしかったけど、嬉しくて…その…」


「ほら。好きの顔してる」


どうやら私は風間さんの事を話す時、目線をそらして顔を火照らせて話すんだそうで…。

「次が…待ち遠しいな…」