「結城ちっといいか?」
結城「あぁ」
あたしと結城は総長室にきた。
結城「話ってなんだ」
「あぁ。今あたしが通ってる学校は華櫻だ」
結城「そこって…」
「そぉ…紫龍のやつらがいる」
結城「でも別にそいつらは悪いことはしてねぇだろ?」
「あぁ、まぁな」
結城「じゃあ別に気にすることないんじゃねぇか?」
「あたしも最初はそぉだった。けど…」
結城「けど?」
「あの学校、寮制なんだよ…」
結城「まさか…」
「あたし…紫龍の総長と同じ部屋なんだよ…」
結城「そっか…」
「あぁ。だからさっきはなるべく顔出すって言ったけど出れるかわかんねぇんだよ」
結城「だよな。変に怪しい行動は出来ねぇな」
「だから結城だけでもいいからこのこと知ってて欲しいんだ…」
結城「わかった。あんま無理すんなよ」
「あぁ。んじゃああたしはもぉ帰るわ」
結城「送ってくか?」
「大丈夫だ!ありがとな!」
あたしはそれからみんなと少し話してから家に帰った。
みんな元気そうでよかった。
これからしばらくまた顔出せなくなると思う…
ごめんな…
