あたしは輝さんから鍵をもらって部屋に向かった。

はぁ…これからあたしはどぉなるんだろ…

やってけんのかな…



ガチャ


ん?この靴って東城蓮の?

ホントに同じ部屋なんだ...


蓮「誰だ…って…なんでお前がここに…」

「あたしもこの部屋だから…」

蓮「あの荷物お前のだったのか」

「あたしの荷物どこ?」

蓮「お前の部屋は奥。手前は俺の部屋だから」

「わかった。ありがと…」

蓮「あぁ」


あたしは部屋に入る前に東城蓮に声をかけた。

礼儀として挨拶しなきゃと思って。


「これから…よろしく…」

蓮「あぁ」




蓮side

俺が部屋でくつろいでたら誰かが入ってきた。

はっ?なんであいつが?

そしたらあいつは…

「この部屋だから」って言った。

これから3年、俺はあいつと過ごすのか?

仮にも俺は男であいつは女だ。

何かあるかわからねぇ。

何もねぇけどさ…



蓮end




あたしは部屋に入って何をするわけでもなくベッドで寝ていた。

今何時?

あたしは部屋を出た。

リビングでは東城蓮がテレビを見てた。


「今…何時…?」

蓮「9時だけど」

「そっか…でかけてくる」

蓮「…あぁ。気をつけろよ」

「ん」


あたしはシャワーを浴びてから家を出た。