間に合ったか。

あたしは中に入って唖然とした。

全国No1の紫龍でさえこのザマか。

それもそぉか。

赤竜は銃やパイプ、薬...いろんなのに手出してるやつらだもんな。

あたし...こぉいうやつらが1番許せねぇんだよな。


東城蓮とあいつが対面してた。

東城蓮に向けられた銃。

あたしの大事な友達を。


「おめぇーよ。関係ねぇーやつ巻き込んでんじゃねぇーよ。てめぇが用あんのは俺だろ?だったら直接こいよ。あぁ”?」

赤竜総長「瑞穂...」

「気持ちわりぃーな。気安く人の名前呼んでんじゃねぇーよ」

赤竜総長「会いたかった」

「だからきめぇーってんだよ」

赤竜総長「俺の女ならねえーか?」

「なんでてめぇみてぇなやつの女になんなきゃいけねぇーんだよ」

赤竜総長「お前が好きなんだ」

「あぁ”?てめぇ誰に向かって口聞いてんだよ」

赤竜総長「俺の女になんねぇーならこいつを打つ」

「だから関係ねぇーやつ巻き込むなってんだろ」

赤竜総長「関係ない?」

「あぁ」

赤竜総長「こいつ、お前の彼氏なんじゃねえの?」

「んなことてめぇに関係ねぇーだろ。打つなら俺を打てよ」

赤竜総長「その言葉後悔すんじゃねえよ」


バンッ


バッカじゃねぇーの。

こんなんよけらんなかったらただのクズ。

世界No1の総長なんでよけられますけど?


バキッ

ボコッ

ギクッ


「てめぇさ、もぉ俺につきまとうのやめてくんね?てめぇみてぇなクズ。興味ねぇーんだわ。それにお前はこれから先一生出てこれねぇーから」

赤竜総長「えっ...」

「そろそろくんだろ。てめぇが薬に手だしてんの知ってんだよ」



サイレンの音が聞こえた。