でも、5ヶ月経ったある日、海は言った。

「 俺たち別れよう。 」


その場で泣き崩れた私は
心に穴が空いたようになった。

「 なんで? 」「 どうして? 」
「 なにがいけなかったの? 」

私はどうしてだかわからなかった。

でも、聞けなかった。

怖かった。

私はなんて臆病だったのだろう。

あの時理由を聞いておけば
何か変わっていたかもしれないのに…