給食




当番ではなかったら一番長い休み。
でも今週は三人とも当番の日。
そして、給食室まで給食を取りに行っていた。

「あーぁ。今週当番かぁー。めんどいなー。」
と、架名が言った。
確かにめんどくさい。
給食室は1階の三年生の教室の前。
三年生に会うからあまりいきたくない。
下を向いて歩いていると....


―ドン


痛い。
誰かにぶつかった。
上を向いたら....


同い年の男の子、月島洸君がいた。
月島君は頭はまぁまぁよく運動神経は抜群!!
真っ黒でさらさらの髪。
とても整っている顔。
学年いや、学校一のイケメンだ。
とうてい話したことはない。
だからぶつかってしまいびっくりしてとっさに謝った。
「ご..ご...ごめんなさい。」
月島君は
「いいよ。別に怪我した訳じゃないし、俺もちゃんと前向いてなかったのが悪いから。」
と、あっさりゆって行ってしまった....
目の前がキラキラひかった。
「よかった。」と思った。
架名と奈南ほ私のことを羨まそうにしていた。
「今の、月島君だよね。」
「いいなぁー彩月。月島君としゃべれて。」
「おんとぉ~」
「かっこよかったよね。」
「そお?確かにかっこ良かったけど....」
でもあのキラキラはなんだったんだろう...
目の前がピークや黄色、水色たくさんの色でひかっていた。
「なにいってんの彩月。あんなかっのいい男はいないよ!」
と、架名は言う。
でも謝っただけだし....
とか思いながら架名と奈南の話を聞いていた。
架名と奈南が、言うには月島君と喋れることは凄いことらしい。
そんな月島君が私となんかと話して良かったんだろうか....
といっても喋った内には入らないだろうが。