「ごめんなさい… 私やっぱり…」


私は乱れた制服を直した


「優しくするから… 怖いのか?」


龍が優しい目で私を見つめる


「そんなんじゃない… ただ…」


りかが言ってたことは図星だ…


この恋は間違っている


先生を忘れるための偽りの恋…


「ごめんなさい!」


私は龍の家を飛び出した


やっぱり先生に会いたいよ…


会いたくて会いたくて仕方ないんだよ…


本当の幸せって何…?


先生…


また私に教えてよ…